ReceiptRoller Agent Academy
カスタマーサポートの専門スキルを段階的に学ぶ、3ステップの成長プログラム。
実践データとAIを活用した、実務直結型トレーニングでキャリアを築きましょう。
Basic Agent Program(ベーシックエージェントコース)
カスタマーサポート未経験からスタートし、実践で通用するCSエージェントへ。
顧客対応の基礎からツール運用、品質管理、働き方まで、在宅でも高品質な対応を行えるプロフェッショナルを育成します。
第1章:カスタマーサポートの哲学とプロ意識
- カスタマーサポートの本質とは
- 「顧客満足」と「業務効率」のバランスを取る思考法
- 顧客心理とエンパシー(共感力)
- 多文化コミュニケーションと国際マナー
- サポートにおける「傾聴」と「課題解決」の技術
第2章:CSツールの基礎構造と実務オペレーション
- CSツールの全体構成と権限モデル
- エージェントワークスペースの操作(メール・チャット・ソーシャル)
- チケットのライフサイクル(作成 → 割当 → 解決)
- マクロ・トリガー・自動化ルールの基礎
- タグ・フィールド・ビュー設計の最適化
第3章:多言語CS実務スキル
- 多言語対応ワークフローと翻訳精度管理
- AI翻訳ツール(DeepL/ChatGPT)活用と品質確認
- 文化・言語差を踏まえたコミュニケーション術
- 英語・日本語の「丁寧表現」パターンと事例演習
- 多国籍チームとの協働と報連相(Remote Reporting)
第4章:AI・自動化による次世代CS
- AIを活用した自動返信ドラフト生成(ChatGPT・Webhook)
- チケット自動分類と優先度設定
- SLA・CSATデータの自動集計
- Bot/Flow Builderによる一次対応自動化
- 「AIを信頼する/しすぎない」ための判断基準
第5章:品質管理とフィードバック文化
- 品質チェックリスト(Tone/Accuracy/Resolution)
- 二重チェック・ペアレビュー制度の運用
- 品質レポートの作成と改善サイクル
- CSAT・一次解決率の向上施策
- 「指摘」ではなく「成長」を促すフィードバック技法
第6章:ストレスマネジメントと働き方
- リモートワークでの集中維持と切り替え
- 「感情労働」としてのCSを理解する
- ネガティブ対応後のメンタルリセット
- タスク優先順位づけと生産性の科学
- ワークライフバランスを支える制度と支援
第7章:チームワークとマネージャー連携
- チーム内での役割と情報共有の基本
- シフト・タスク設計を理解し、サポートする姿勢
- KPI/SLAを意識した日々の業務改善
- マネージャーや他部署との効果的なコミュニケーション
- チーム全体の成果を高める協働とフォローアップの方法
第8章:ケーススタディと実践演習
- 実際のチケット例を使った分析演習
- クレーム・返金・遅延報告などの対応トレーニング
- 運用改善提案ワークショップ
- 多言語連携チームでの模擬対応
- 修了試験(Knowledge + Scenario)
修了要件と認定制度
全セクション受講後、修了テストに合格した方には
「ReceiptRoller Certified CS Agent」 の認定証を発行します。
上級者は「Specialist」「Team Manager」コースへの推薦が可能です。
補講・サポート
- 月1回のオンライン勉強会(テーマ:AI連携・多言語運用など)
- チャットサポートで講師へ質問可能
- 自己評価+マネージャーフィードバックによる継続成長支援
・実際のCS運用データを教材化
・日本語/英語/韓国語/中国語で受講可能
・AIによるレポートフィードバックと継続評価
・在宅勤務と両立できるオンデマンド形式
Advanced Agent Program(アドバンスエージェントコース)
Zendesk運用の最前線で活躍するCSリーダー・スペシャリストのための上級研修プログラム。
データ・AI・チームマネジメントを駆使し、顧客体験(CX)を戦略的に設計できるプロフェッショナルを育成します。
第1章:Zendesk設計思想とカスタマイズ
- エージェントとアドミンの権限の違いと責務
- トリガー・オートメーションの高度な組み合わせ設計
- チケットタイプ別フロー設計(B2C/B2B/VIP対応)
- カスタムフィールドと条件分岐の運用設計
- Zendesk Marketplaceアプリの評価と導入判断
第2章:データドリブンCS運用
- Zendesk Exploreによるデータモデルの理解
- KPI設計:応答時間・再オープン率・一次解決率の可視化
- ダッシュボードのカスタマイズと自動配信設定
- データ分析から得るチーム改善の実践例
- BIツール連携(Looker, Power BI)による高度分析
第3章:ナレッジマネジメントと情報設計
- ナレッジベース(Help Center)の体系設計
- 検索行動分析とFAQ改善サイクル
- 記事テンプレートの標準化(トーン/構成/タグ)
- エージェントによるナレッジ投稿促進施策
- 内部情報共有の文化を醸成する運営メソッド
第4章:顧客体験(CX)最適化
- 顧客タイプ別ペルソナ分析
- Customer Effort Score (CES) を活用したUX評価
- エスカレーションルートの設計と自動判定
- 顧客フィードバックの定量化と改善アクション
- クライアント別SLA/品質基準のチューニング
第5章:AI・自動化のマネジメント
- AIサジェストの監視と人間レビューの設計
- チケット分類AIモデルの精度管理(再学習・誤判定対応)
- AI活用におけるバイアス・説明責任の理解
- ChatGPT連携での「回答品質」維持ルール
- AIと人間の協働設計(分岐・ハイブリッド運用)
第6章:チーム運営とリーダーシップ
- スケジュール管理・稼働最適化の設計
- メンバー評価・1on1・フィードバック方法
- エージェント教育計画とオンボーディングマップ
- 問題解決ミーティングとチーム文化の構築
- グローバルチームにおける言語・文化的リーダーシップ
第7章:クライアントコミュニケーション
- B2B対応での報告・改善提案レポート作成法
- Zendesk構成提案・改善ロードマップの立案
- 障害発生時のインシデント対応・再発防止報告書
- KPI報告会・運用レビューの実践
- 「パートナー」としての信頼関係構築
第8章:セルフマネジメントとキャリアデザイン
- ストレスハンドリングと感情労働の理解
- 長期リモート勤務におけるメンタルヘルス
- タスク・時間・生活バランスの最適化
- 学習継続の習慣化と社内メンター制度
- CS職を起点としたキャリアの広がり(AI運用・QA・PM など)
修了要件と認定
「基礎コース」修了および一定期間の実務経験(3ヶ月〜)を前提に、
ケーススタディ課題提出+チーム評価(Peer Review)に合格した方を
「ReceiptRoller Certified Advanced Zendesk Agent」 として認定します。
修了者はチームリード・トレーナー候補として優先登用されます。
・実案件を題材にした「ライブケース形式」
・チーム単位で改善提案を提出し、講師がフィードバック
・修了後は「Manager/Architectコース」への進級が可能
・クライアントからの指名・昇給対象プログラム
Manager / Architect Program(マネージャー・アーキテクトコース)
現場を超えて「仕組み」を作る人へ。
チーム運営・品質基準・システム設計を通じて、CS組織全体をデザインするための最上位プログラムです。
第1章:CS組織設計とガバナンス
- カスタマーサポート組織の階層構造と職責設計
- 品質基準(SLA/CSAT/FCR)を軸にしたマネジメント
- グローバルチーム・多拠点運営のガイドライン整備
- 運用ドキュメント・マニュアル・ポリシーの体系設計
第2章:Zendesk運用設計とシステムアーキテクチャ
- マルチブランド・マルチ言語運用のアーキテクチャ設計
- 自動化ルール・ワークフローの統合管理
- API/Webhook連携による業務効率化
- 権限設計・監査・セキュリティ管理の最適化
第3章:データガバナンスとレポーティング戦略
- KPI設計の標準化とグローバル指標の統合
- ダッシュボード設計とステークホルダー別可視化
- 異常値検知・アラート設計と運用自動化
- 意思決定につながるレポーティング体制の構築
第4章:品質保証(QA)と改善サイクル
- 品質レビュー・採点基準の標準化
- 定期QA監査・CSAT連動フィードバックの実践
- トレーニング計画・再教育サイクルの設計
- 品質データと業績データの統合分析
第5章:人材育成と組織リーダーシップ
- リーダー層・トレーナー層の育成ロードマップ
- 1on1面談・パフォーマンスレビュー手法
- モチベーションマネジメントとチーム文化の形成
- リモート環境での心理的安全性とコーチング
第6章:AI・自動化・ナレッジ統合戦略
- AIサポートモデル(サジェスト・自動分類・要約)の監査と再学習
- ナレッジ運用とAI検索統合の設計
- 自動化と人間対応の切り分け方針と評価
- 将来を見据えたCSテクノロジー戦略立案
第7章:ステークホルダーマネジメントと経営連携
- クライアント・経営層・開発チームとの調整フレームワーク
- レポート・提案資料・改善ロードマップの構成
- トラブル・障害対応時のリスク報告と説明責任
- CS部門のROIとコスト効率の可視化
第8章:組織変革とCSアーキテクトの役割
- 業務改革(BPR)とCS戦略の再定義
- AI・RPA・新技術導入の意思決定プロセス
- CS部門の将来像とアーキテクト職のミッション
- ReceiptRoller全体におけるナレッジ連携と影響力拡大
修了要件と認定
アドバンスコース修了者または同等の業務経験を持つ方を対象とし、
最終課題(システム改善提案+組織設計レポート)を提出・発表した方を
「ReceiptRoller Certified CS Architect」として認定します。
修了者はCS組織のマネージャー・トレーナー・アーキテクトとして登用対象となります。
・実際のCS運用データを活用した改善提案型トレーニング
・経営・開発・AI連携を横断する実践ケーススタディ
・学習後も講師・受講生間でナレッジ共有が可能
・ReceiptRoller社内外のCS組織設計プロジェクトで活用可能
Zendeskの力で、顧客体験を変える人材へ。
ReceiptRollerでは、CSの未来を担うエージェントとマネージャーを募集しています。
あなたのスキルと情熱を活かし、世界中の顧客をサポートしませんか?