Blazorの状態管理と依存性注入(DI)の基本|ASP.NET×Blazor入門 8.0
第8章:状態管理とDI(依存性注入)
本章では、Blazorアプリケーションを構築する上で欠かせない2つの重要な技術、 依存性注入(Dependency Injection: DI) と 状態管理について解説します。
Blazorは、ASP.NET Coreと同じDIコンテナを使用しており、 コンポーネント間で状態やサービスを共有するための標準的な仕組みが備わっています。 これにより、グローバルな情報管理や再利用性の高いコード設計が可能となります。
本章で扱う内容
- 8.1 DIの基本と登録方法:
builder.Services.Add...の使い方や、コンストラクタインジェクションの基本を学びます。 - 8.2 Scoped vs Singleton の違い:スコープの違いによるオブジェクトのライフサイクルと使用上の注意点を理解します。
- 8.3 状態管理サービスの設計例:ユーザー情報やアプリの一時的な状態を、どのようにサービスとして管理し共有すべきかを具体例とともに解説します。
特にBlazor WebAssemblyのようなクライアントサイド環境では、状態管理がアプリケーションの品質を大きく左右します。 本章を通じて、堅牢で保守性の高いBlazorアプリの基礎を固めましょう。
それでは、次のセクション「8.1 DIの基本と登録方法」へ進みます。
2025-05-03
下田 昌平
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